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鍋谷峠 (大阪府和泉市〜和歌山県伊都郡かつらぎ町) | |
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▲父鬼街道…序章 父鬼というちょっと聞いただけでは想像し辛い場所です。大阪府和泉市南部と和歌山県伊都郡かつらぎ町北部を結ぶ、府道480号線、全長6〜7Kmのワインディング山道です。災害時交通規制される道路とあってか、単車が1台やっとの事ですれ違う事ができる細く狭い道です。写真はその街道への入り口となる若樫町付近、関空GCが近くにあるほのぼのとした小さい集落です | ▲父鬼川沿いに …父鬼街道と言う名の由来は、恐らく両方を山に挟まれたその谷底を流れる釣りにも最適な「父鬼川」から、あるいはこの付近の地名「父鬼町」かのどちらかから来てるのではないかと思います。大阪南部では父鬼街道のワインディングは道が細く、街道自体の総延長も短い為、あまり面白みが無いツーリングコースとされています。写真の奥に山の頂上が見えます |
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▲さらに頂上へ 街道は写真のような細い道がずっと頂上まで続きます。車での山越えはお勧めできません。すれ違う道路の幅の広い部分は数百メートルおきにしかなく、車同士がご対面〜となると渋滞です。しかし、山の中腹まで来るとさすがに都市部の排気ガスの影響も無く、空気が美味しいです。実に気持ち良いものです。 |
▲涌き水? 途中、急カーブの路肩などを見ると谷間に流れる小さな支流があります。この流れが集まって父鬼川に注ぎ、槙尾川になり、泉大津に入り大津川となって大阪湾に注ぐのです。確かに水は綺麗でしたが、飲めるほどではないような気がします。 |
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▲峠越え 街道を走っていると標高が高くなるに連れ日光をさえぎる木々が少なくなっていくので次第に周りが明るくなっていきます。街道近くの経塚山と大石ヶ峰との谷間にある最も標高の高い地点が丁度県境となっており、それを越えると和歌山県です。ここって国定公園だったんですね…。 |
▲標高700m付近 この近くに犬付きの茶屋がありましたが、さすがに平日夕方とあってか、人はいませんでした。この付近は和歌山と言っても大阪との県境付近であるので標高が高いせいかふもとは30℃くらいあろうかという中でもここは気温が低く若干寒かったです。 |
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▲鍋谷峠付近から 葛城山脈のまっただ中にある鍋谷峠から大阪府の方を向いて撮った一枚です。ここでも標高750mはあろうかという勢いです。寒いです。長袖で登ったのですがそれでも寒かった記憶があります。県境なのに…なぜか通るのは「和泉ナンバー」ばっかりでした(笑)和歌山の人はここは通らないっぽいです… | |
暗峠 (大阪府東大阪市〜奈良県生駒市) | |
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▲暗峠・・・序章 大阪府東大阪市から暗(くらがり)峠を訪れてみました。斜面に来ると国道の標識が無いので案内看板だけが頼りです。この峠の入り口を見つけるだけで1時間迷ったほど、見つけにくい峠でした…(単に地図を持っていってない買っただけ)。右へ曲がると暗峠です。 | ▲暗峠・出雲井町 …こんな急斜面に家が…凄いと思いました。写真の看板は「幅員狭小につき通りぬけはご遠慮願います」…おそらく車のことなんでしょうね。ここに住んでいる人は出勤するだけでも大変や…。と驚いている管理人ですがこの急勾配はまだ序の口なのでした。 |
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▲さらに登る… 南大阪の峠の中でこれほど難儀な峠はありません・・・。なんかこの時点では峠を登っているという感じにはなりませんでした。まだまだ丘の上の住宅街を這っていると言う感じです。大阪市内の国道308号線とここが同じ道路やとは…凄いギャップです。 | ▲おじさんも登りますよ。 さすがにこの画を見ると…これでもほんまに国道なのか!?と思うような感じになります。道路の丸の窪みが凍結対策をしてくれているんやな、と感じます。確かに・・この峠で滑ったら…それはすなわち…●●ですからねぇ… |
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▲登山道ですか? この付近では私の相棒、ZZRは2速で走るのが限界でした。それほど急勾配なのです。というか、私を追い越しいぇ言ったセローのおじさんのバイクは軽々と登っていきましたね…ZZRがやはり重いのかな・・・ | ▲だいぶん登ってきました この峠は「越える」と言うか、むしろ「単車で登山する」みたいな感覚で行った方が無難かと思われます。やはり奈良街道だけあって歩行者向けなのですね。 |
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▲究極! 極め付けはこの傾斜!遂に、相棒ZZRは1速でしかこの坂を登る事が出来ませんでした…これは凄いです。写真を見るより実際に行ってみられた方が実感できると思います。1.5m前進すると1m坂を登る、という、超急勾配! | ▲開けてきました 超急勾配を越え、その後に待ち構えてある270度超ショートヘアピンカーブを越えると道が広くなります。するとこんな開けた所にでます。ここは生駒山7分目にある集落、東豊浦町です。暗峠は写真左方を奥に進みます。/td> |
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▲あと300m… あと峠まで300m!という所です。もうこの辺りになってくると生駒山の頂上に近く、登っている途中にあった太陽の光をさえぎるものはほとんど無いので明るいです。ここ辺りで標高500m前後と推測されます。関西経済が発展しないのは霊山であるここ、生駒山を数々のトンネル(近鉄奈良線・第2阪名)が東西に貫いている為だとも言われています。 | ▲暗峠・府県境 全長約4kmの中間点、暗峠の最高点です。ほかの峠と違い、頂上付近は勾配が滑らかで走りやすかったです。写真奥のガードレールは「信貴・生駒スカイライン(有料道路)」です。そしてそのガードレールの奥に見える光景は…(左下の写真) |
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▲ガードレール奥に見える光景 ざっとこんな感じです。段々畑、小さな集落、そして奥のふもとの方に見えるのは生駒市南部のニュータンや近鉄生駒線沿い(南生駒駅〜萩の台駅にかけて)の街並みです。あんな奥の街並みも私が立っているこの地点も生駒市なのですね…。 | ▲暗峠・頂上付近 暗峠の頂上付近に茶屋がありました。ちょっとそこで休憩しようかなと思いましたが、閉まっていたのでやめました。写真の看板にも書かれている通り、ここから生駒山の頂上までは3kmの距離です。 |
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▲暗峠・頂上付近2 暗峠頂上前後100mは何故か知りませんが石畳となっています。お蔭様で相棒のサスはイカレてしまうことは…ありませんでしたが、なんかここを徒歩で来ると趣深くて良いかも、と思いました。 | ▲生駒市側・西畑町 暗峠の奈良県側は比較的勾配は穏やかで、大阪側みたいに道幅は狭くも無いですし、明るくて比較的見通しも良いです。が、一応峠なので街中みたいな生半可で緩やかな坂ではありません。エンブレを使い、安全に下りましょう。 |
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▲大阪側を向いて。 一枚です。このように奈良県側も中々曲者の急勾配があります。それでも大阪側に比べたらまだ道幅が広くて「走り」やすい環境ではあります。 | ▲暗峠・小倉寺町 奈良側にもこの様な狭くて暗い所はありますが何回も言う様にまだ少数派です。それにしても徐行の看板を奈良県側だけで十数本も見かけました。そんなに危ないのですね…気をつけねば。 |
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▲暗峠・奈良県側麓 ここを少し下ると近鉄線の駅が見えました。ここらへんで暗峠は終了です。感想としては大阪側は暗い、狭い、急勾配、難易度高い。対する奈良県側は明るい、広い、難易度中という感じです。写真の所は南生駒駅周辺のニュータウン・青山台から一枚です。写真奥の山の向こうは奈良市内です。そこまでは行きませんが…(爆 | |
穴虫峠 (大阪府南河内郡太子町〜奈良県香芝市) | |
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▲大阪側から峠へ 穴虫峠自体が勾配・カーブの少ない峠です。故に阪奈間の交通の要所として利用されています。ここは太子町の春日から。上には建設中の南阪奈道路もみえます。 |
▲二上山? と間違えやすいですが、これは二上山ではありません。山の麓にはブドウ畑が数多くあります。また、畑を貸し出しているので利用されてみてはどうでしょうか。太子町春日、牡丹洞の近くから。 |
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▲穴虫峠・頂上付近 大阪側は片道一車線、トラックも通りますのでそれなりに広くて通りやすいです。また、この峠は自転車でも走破可能です。まだまだ道路から目をそらすと上を見る機会が多いですが、これでも穴虫峠の頂上付近です。 |
▲穴虫峠頂上・県境 県境までは写真のような広い道路で通りやすいです。穴虫峠の大阪側の入り口とも言える春日交差点から時速40kmでも3分以内で来れます。 |
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▲峠頂上付近 悲惨な状況です。南河内〜奈良間の峠(穴虫峠・水越峠)は墓場みたいな悲惨な状況の峠が多く、穴虫峠もこのありさまです。捨ててあるものはCD、車、冷蔵庫、衣服、ベビーカー、その他生活感あふれる物ばかりです。 |
▲県境の下を 丁度県境ラインを道路と近鉄南大阪線が通っております。そうです、近鉄線で大阪〜奈良を通る際、一度、トンネルを通りますが(記憶にありますでしょうか)、そのトンネルこそ、大阪と奈良の境目です。【確認地図】 |
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▲穴虫峠・奈良側 大阪側とは対照的に車の交差に苦労する道路になります。所どころにすれ違い用のスペースはありますが、道路の割に交通量がかなり多いため、ミスると大変な状況になります…。ブラインドに車が着ていない事を信じて・・・行ける所まで突っ切るか、前から車が着た時という万が一に備えて手前で待機するかの選択です・・・。 |
▲池 穴虫峠の奈良側の中腹にこの様なため池があります。この付近の峠の区間が大変道路状況も、トラフィック的にも厳しいです。(車でラッシュ時にこの付近を通ると、ある意味暗峠よりも厳しいかも)、普通この様な状況にあるはずの交互信号も無いのですが、ここを通る常連の方々は暗黙の了解でみな一列に並んで規則良く通っております。その為、私のような余所者が通るとそのスムーズに行っていた状況が乱れてしまうそうです。 |
千早峠 (大阪府河内長野市〜奈良県五條市) | |
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▲千早峠・五條市側 奈良県五條市の中心を貫いている国道24号線を和歌山方面にマターリ走っていると、河内長野方面という標識があります。時間も無かったので、大阪へ帰る事に。五條市の市役所が見える6ツ辻ぐらいのかなり大きな交差点を右折し、しばらく標識通りに行くと急に幅員が狭くなってきます。うわ〜これは「酷道」の予感、と思いましたが個人的には父鬼街道なみの難易度で比較的苦戦しませんでした。五條市内を見下ろす。 | ▲千早峠・五條市側2 左の写真よりさらに斜面を登ると結構登ったな〜、と感じさせられるほど高いところを走行している事が分かります。後々地図を見ると、海抜5〜700mの所を走っている事が分かりました。それにしても眺めが良い。夜景はもっと綺麗なんでしょうね。でも夜に峠来る勇気が無いです(笑) |
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▲千早峠・府県境 私の撮影している、今正に立っている所が大阪府と奈良県の丁度境目です。ここ千早峠は和歌山県との境目じゃないん?とよくいいますが微妙な差で大阪府と奈良県との境目です。府県境を示すこのプレートも何者かの手によって見た目を悪くされています。 |
▲千早峠・金剛トンネル 夜ここに来るとかなり怖いと思います。撮影した昼間でもトンネル内は薄暗く、肌寒く(標高が高いのでそれは仕方ないのですが…)、照明も切れている物もあったり、と肝試しな雰囲気抜群です。峠を攻めている単車群を見かけましたが、奈良県側(写真手前側)にまでは出てこないんですね…皆さんトンネルをくぐらずに大阪府の方へ引き返していく… |
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▲中津原遂道 千早峠を大阪側に下る途中、河内長野市街との中間地点あたりに鳩の原という所があります。その交差点を山側に入りしばらく登ると、時代がタイムスリップしたかのようなのどかな光景に遭遇します。そうです、ここは「千早赤阪村の中津原」というところです。かやぶき屋根の家、焚き木、軽トラに積む「ワラ」…この地区の様子はまさに100年前の日本のようです。310号線から少し奥地に入っただけなのに…ここだけは近代化の波を受けなかったと言えるでしょう。写真は中津原の真中にポツリとあるトンネルです… | |
蔵王峠 (大阪府河内長野市〜和歌山県伊都郡かつらぎ町) | |
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▲蔵王峠・滝畑ダム付近 滝畑ダム付近にある光滝寺キャンプ場を通りぬけ、さらに山側に行くと軽自動車がやっと一台通れる幅の道を数キロ走ることになります。写真の分かれ道は左に行くと林道でその先は行き止まりです。残念ながら引き返す事になります。もっとも、オンの私は通れませんが。 | ▲蔵王峠・府県境 ここが大阪府河内長野市と和歌山県かつらぎ町とを結ぶ峠、「蔵王峠」です。地図では標高は500mぐらいです。専ら、この峠は単車専用ですね…。4輪車は通らない方が賢明です。 |
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▲蔵王峠・県境の看板 ここは蔵王峠と言わんばかりの看板の多さです。金剛生駒紀泉国定公園?そうか、分かった。それよりも、ここの標高は一体どのくらいなのかが知りたかった。個人的には和歌山県側のワインディングがスリルありました。 |
▲蔵王峠・府県境2 和歌山県側から一枚。というよりも、上の写真より数歩歩いただけなんですが。峠という事なので、千早峠のようなかなり壮大な眺めを期待していましたが、峠からの眺めは悪いです。というか何も見えません…。見えるのは木ばかり…。 |
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▲蔵王峠・かつらぎ町側 蔵王峠を越え、少し下るとこのような絶景に遭遇することができます。ですが、千早峠のような市内を眺める事はできません。見えるのは山と下を通る峠道と民家数軒のみです。 | |
紀見峠 (大阪府河内長野市〜和歌山県橋本市) | |
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▲紀見峠・県境付近 国道371号線を橋本市側から登ってくるとバイパスのトンネル手前付近で黄緑色の歩道橋がある交差点があります。そこを右折し、しばらく行くと紀見峠を見ることができます。ちょっと驚いた事に、民家があるとは思っていませんでした。でも、煙突から煙が立ちこめる…。時間が止まったようです。そういえばあの家、辛うじて大阪府民のようですね…。 |
▲紀見峠・府県境 私の撮影している、今正に立っている所が大阪府と和歌山県の丁度境目です。金剛生駒紀泉国定公園内の峠はこの茶色の看板があるようです。バイパスができる前はここも車でごったがえしてたんでしょうな…。 |
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▲紀見峠・府県境2 紀見峠の道のコンディションは、全体的に言うと「良」です。大阪側が多少荒れているところもありますが、峠自体の総延長が短いせいもあって良い感じです。ちょうど、この写真の真下をバイパストンネル「紀見トンネル」が通っています。 |
▲石見 紀見峠の帰り道の河内長野市内の道路があまりにも渋滞していたので、迂回して帰りました。途中、南海高野線千早口駅付近で右折し、しばらく広域農道っぽい道路を行くと山の頂上みたいなトンネルのところにさしかかります。場所で言うと国道310線付近、太井というところの近くです。 |
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▲紀見峠・高野街道 私がこの陸橋の上で写真がてらに休憩していると、ZZR1100とファイヤーブレードが颯爽と駆け抜けて行きました。まだまだ暖かい、紅葉も大変綺麗な大阪は単車に乗るのに絶好の季節です。写真は高野街道の途中、河内長野市・南海天見駅付近。 |
▲紀見トンネル こちらは旧紀見峠道の真下を通っている、全長2km弱のバイパストンネルです。このトンネルの中間地点あたりが府県境です。トンネルを抜けると、和歌山県橋本市の光景が見られます。 |
水越峠 (大阪府南河内郡千早赤阪村〜奈良県御所市) | |
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▲水越峠・府県境 国道309号線を奈良側に行くと水越トンネルと旧道とに分かれる信号無しの交差点がありますが、旧道の方に入ってしばらく行くとここに来ます。どうやら涌き水のようです。物凄い冷たかった! |
▲水越峠・府県境2 大阪府千早赤阪村と奈良県御所市とを結ぶ国道です。現在はこの峠の真下をバイパストンネル(水越トンネル)が通っているのでこちら側を通るのは数台の車と単車程度です。道路状況は「やや難」です。大阪側はまだ良い方なのですが奈良に入るとアスファルトがはげ、土が剥き出しになっているところやドリフトの跡でグリップがほぼ無しに近い道路も有り、危険な場所も多いです…。が、意外性をつくコーナーが多く、結構面白かったりします。 |
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▲千早赤坂・水越トンネル内 千早赤坂村の端、奈良県御所市との県境にある全長2.5km近くある準長距離なトンネルです。何年か前にこのトンネルで大規模な火災があった事はご存知の方も少なからずいらっしゃると思います。水越トンネルはこのトンネルと他にもう一つ全長500メートルぐらいの序章ともいえる「関屋トンネル」もあります。 |
▲水越ヘアピン 普段通る水越トンネルはいわゆる、ショートカット(バイパス)で、この本来の水越峠の真下を貫通しているのですが、本来の水越峠は写真のようなヘアピンカーブの連続でして、かなりの「酷道」です。トンネルが開通してからは車の往来もめっきり減り、道路状況もかなり悪いです。 |
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▲水越峠・祈りの滝 水越峠の奈良側の中腹にちょっとした広場があります。それは昔ここが林道だった頃、法師さんがここで見た滝に感動したそうです。そしてこの奥には滝が。更には野菜の無人市(ここにある野菜、持って行ってください。宜しければお金を入れて行ってください)というものです。 |
▲水越峠・祈りの滝 水越峠中腹にある祈りの滝とは反対方向を向いて撮った一枚です。手前の道が峠道、右に行くと大阪側、左に行くと奈良側です。そして写真奥に見える一番高い山が、大阪府最高峰である、金剛山(1125M)。ここからも顔を覗かせてそびえたっております。 |
竹内峠 (大阪府南河内郡太子町〜奈良県北葛城郡當麻町) | |
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▲竹内峠・府県境・頂上付近 大阪府太子町と奈良県當麻町とを結ぶ竹内峠です。ここは旧道が無く、ほぼ幹線道路化しています。道路状況は「優良」です。全長も3km程度、ほぼ直線なので面白くありません。通過用、と言った感じです。二上山と岩橋山との間を越えます。 | |
大川峠 (大阪府岬町〜和歌山県和歌山市) | |
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▲大川峠・府県境 大阪府岬町の最西端、つまり大阪府で今、一番西の位置にいます。真新しいバイパスを通らずに見るだけにし、国道26号線をひたすら西に行くと深日の交差店にでます、そこを海側にずっと行くと海岸沿いの道にここがあるのです! |
▲大川峠・府県境 標識もあるので確かにここは大阪と和歌山の境目なのですが、今までのように山の頂上が境目では無いです。ごく普通の道に境目があるのです。 |
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▲大川峠・頂上付近 ちなみにここが大川峠の頂上付近なのですが、それにしても標高が低い!150mそこそこでしょうか。それに写真のような変な形をした崖も数多く見うけられます。故に峠自体の総延長も短く、加えて道路状況も悪い…まさに面白みの無い峠の代名詞のようですが… |
▲大川峠・ヘアピンカーブ そこはさすが最西端の峠!生半端なものでは無かったです。高度、総延長と引き換えに「とてつもなく急なカーブ」を大川峠は手に入れました。故に道路にはドリフトの跡が無数にも見うけられます…ゆっくり走れば写真のような、加太ノ瀬戸(かだのせと)という絶景を垣間見る事が出来るのですが(笑) |
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▲大川峠・全景 大川峠はカーブが急で走りにくい、そんな人の為にバイパスがありました。写真の真下を大川トンネルが貫いています。酔いそうな人も真下のトンネルを利用する事をお勧めします… | |
風吹峠 (大阪府泉南市〜和歌山県那賀郡岩出町) | |
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▲峠・序章 和歌山県側から風吹峠を訪れてみます。風吹峠とは名ばかりでありまして、非常に整備された峠であります。ちょっと登ったところにはこの様に奥には山肌剥き出しの砕石場、そしてその手前には、ラブホテルのオンパレード。風が吹くとはそっち方面の意味なのでしょうか…。 | ▲風吹峠・5合目 風吹峠は幹線(国道26号線の)である孝子峠ぐらいに交通量の多い峠です。平日昼間にも関わらず(というか、平日昼真だからか?)特に目立つのがダンプです。砕石場が近くにあるせいでしょうか。 |
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▲風吹峠・頂上付近 率直な感想です。大変鬱になるトンネルです。砂塵・粉塵がトンネル内に溜まっていて、それをトラックや車がトンネル内で撒き散らしております。フルフェイスの方はシールドを必ず付けましょう…。 | ▲風吹峠・県境 あの地獄のトンネルを越えると道の駅「根来の里」がありました。花やら色々売っていました。その道の駅から少し峠を下った所に県境があります。どうやら風吹峠もバイパスが建設されてるみたいで、工事中だらけでした。 |
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▲風吹峠・県境2 ここ(写真を撮っている場所)はまだ和歌山なんやぞ、ということを誇張するかのように案内板がありました。和歌山県の県章が輝いております。確かに個人的に間違えやすかったです。トンネルを越えたら和歌山(大阪)っちゅう感じでした。 | |
神通峠 (大阪府泉佐野市〜和歌山県那賀郡打田町) | |
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▲神通峠 府道62号線・神通峠です。これも和歌山県側から訪れてみました。一つ隣の風吹峠とは全然違う雰囲気です。どうやらここも元々は林道だったらしく、林道を開設したという記念碑が眺めの良い所に建ててありました。写真奥が神通峠です。 | ▲神通2 さすが林道を切り開いただけあってかなりの僻地です。これからこの道をまっすぐ行くとヘアピンカーブがあり、そして写真奥に見える高架を左下から右上へと上っていく事になります。 |
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▲神通峠・7合目から下を眺める 神通2の写真から上へ登ってきたところです。よ〜くみると「フ」字型に道がなっている事が分かるでしょうか。今見下ろしてる所の下を先ほどの赤い高架が通っています。更にその下(奥)の道路が右上(神通2)の写真を撮った地点です。 | ▲神通峠・頂上 恐らく神通峠の中で一番標高が高い地点だろうと思います。このトンネルもくせものでして、粉塵・砂塵・排気ガスが内部でまきちらされており、フルフェイスが欠かせません。この峠も頂上=県境という訳ではありませんでした。 |
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▲神通峠・県境 神通(じんずう)峠の県境はあっけない所にありました。しかも道路が入り組んでいてそこに大型トラックが頻繁に通った跡があるので道路はとてもデコボコしています、大変です。ここにも和歌山県の県章が張り付けてありました。 | ▲神通・犬鳴山温泉郷 県境も過ぎ、しばらくワインディング道路を攻めていると温泉街が現れました。ここがCMにも出ていた、犬鳴山温泉(犬鳴不動)という所です。でも結構大阪府にある割には温泉郷という雰囲気が抜群でした。 |
雄ノ山峠 (大阪府阪南市〜和歌山県那賀郡岩出町/和歌山市) | |
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▲雄ノ山峠・序章 和歌山へ行く際、高速を使う方も結構いらっしゃると思います、阪和道が和歌山に出る際必ず通るのが、ここ雄ノ山峠。この峠は南大阪のほかの峠よりも交通の要所でして、高速道路、一般道、それに加えこのトンネルの上をJR阪和線まで通っておるのであります。 | ▲雄ノ山峠2 赤い橋は阪和自動車道です。あちらを通れば…この雄ノ山峠は快適巡航速度でものの数分で通過してしまう、あっけない峠なのです。あえて下道を通る、物好きな車は一体…(笑) |
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▲阪和自動車道 雄ノ山峠と並行して通っているのが阪和自動車道です。高速道路の車の速さに影響されてか、峠を通る車も70kmくらいのスピードで走り抜けていく既知外が多いです。危ない危ない(笑) |
▲雄ノ山峠・頂上付近 滝畑ですか…それにしても近くにダムが無いですね。という地名がこんなところでも見うけられました。ですが写真を撮った地点が後々どう考えても一番標高の高かった所=頂上なのですが、やはり例外もあって頂上=府県境ではないのですね。神話が崩れました(何) |
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▲雄ノ山峠・府県境 雄ノ山峠はこんな地味な所に府県境があります。景色も良くない、ひっそりしてて、雑草がはびこる辺鄙な所です。写真左上の高架は阪和自動車道です。雄ノ山峠と並行して走っております。 | |
孝子峠 (大阪府泉南郡岬町〜和歌山県和歌山市) | |
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▲孝子峠頂上・県境 国道26号線で和歌山県に行く際、必ず通るのがここ、孝子峠です。和泉山脈の峠の中でも西端に位置する事から大川峠に次ぐ、標高が低い峠です。また、幹線道路の峠なので交通量も多いです。ここでは原付を頻繁に見かけましたが、それは近くの和歌山大学へ通学する人が通る為でしょう。 |
▲孝子峠・和歌山県側 左の峠頂上の道路の真下を南海本線が通ってるわけですが、その南海電車が和歌山で初めて顔を出すのがここです。鍋谷峠以降西の峠は砕石場やダンプが通れるほどの広い道幅の峠ばかりです。単車がやっと通れるほどの狭い峠を攻略される方は鍋谷峠以降東の峠に行かれる事をお勧めします。また写真奥の海の方には重工業地帯が建ち並んでおります。 |